2月に入り、寒さも厳しく継続していますが、この時期を選んで宿泊研修に来られる企業様がいらっしゃいます。気合いが入っていますね。

普通に研修のカリキュラムを淡々と進めるだけでも、この寒さで厳しく感じることでしょう。火の気のないところで坐禅、寒い屋外での作業、屋内での雑巾がけなど色々をありますが、体験した人は二度としたくないと思われるかもしれません。

寒い時期は、やっぱり体を大きく動かす作務が一番良いでしょう。 でも。選べないですよね・・。

スタッフも、4月に向けて徐々に身心共に準備を進めて行きます。

春休みを利用して、個人的な宿泊坐禅体験をご希望されている学生さんや高校生・中学生の方々のお問い合わせも頂いております。 4月のピーク時は日中の坐禅は殆どなく、作務オンリーとなる事が常となります。

話題を変えて、近頃の出家者は・・・・。

末世の比丘、形、沙門に似て、心に慚愧無く、身に法衣を着けて、思い俗塵に染む。口に経典を誦して、意に貪欲を憶う。昼は名利に耽り、夜は愛着に酔う。外、持戒を表し、内、密犯を為す。常に世路を営んで、永く出離を忘れず。偏に妄想を執し、既に正智を擲つ。

 

禅院における堕落の現状を自虐的なまでに憂いている・・・。

 

ドキッとしたお言葉です。