毎年、4月~5月にかけては企業の新卒の社員さんがほぼ100%に近い位でお越しになります。
10月頃には新入社員の6ヶ月後の研修ということでご利用頂くことが段々と増えてまいりました。
また、中堅クラスという位置付けで研修にお越しになるところもあります。学校を卒業後社会人経験を数十年経験されている方々です。研修を受ける取り組み方を拝見させて頂きますと、案外素直な(失礼)姿勢でいらっしゃいます。日頃の喧噪から離れて自分を見つめ直す時間というくくりでいらっしゃるのかも知れません。はたまた、つまらない文句を言ったり行動したりすると会社の上司に怒られたりという恐れがあるのかもしれません。
坐禅の時は、身体が硬くなっていて非常にキツそうという表情の方が多く観られます。キツそうな顔をされていますが、それはアピールなのか否か(笑) 顔に出してもラクにはならないとは思うのですが・・・。キツくてもニコニコしていれば・・唯、坐禅中にニコニコはできないでしょうから、極普通に過ごす・・これが一番でしょう。
作務の取り組み方は、若い人達とはかなり違うように見えます。段取りよく行動してあっという間に任せられた事を済ませ、すぐに他の方の手助けをして、片付けてしまいます。
坐禅だけを考えてみると一人では中々出来ない・・仲間と共に坐れば、取り組みやすく磨くことができるようです。
昔から変わりませんね。 動かない時間を共にする・・一人だけではついつい甘えが出てしまうことも仲間がいると己に厳しく接することが少しでも体感できる・・・切磋琢磨という言葉の由来かも知れませんね。