「2014年10月」の記事一覧

慎行(そのひとりを慎む)

道場生活手帳からの引用

隠元禅師がある時、大衆に告げていわれるには、 「お前達参禅し、仏道を学ぶ者は、何はともあれ、仏陀の残された戒律を堅く守って。身と口と意(心)の三つを清浄に保ち、因果の道理をはっきりとさせて置かねばいけない。世間でいうよう・・・

心地(2)

道場生活手帳からの引用

即非和尚の信者がある日訪ねてきて 「お墓を建てるのにいろいろ吉凶がいわれているがこれは迷信でなく信じてもよいものだろうか」 と尋ねられると、和尚は 「土地がよいとそこには優れた人が生まれる。だから土地と人物との間につなが・・・

清操(清き一線を貫け)

道場生活手帳からの引用

費隠和尚(1593年~1661年)は、常日頃から特別に何か凝ってものを蒐集するいわゆるいわゆる骨董趣味を避けておられた。浙江省嘉興県崇徳の福厳寺に住持されていた時、和尚の信者で呉郡の官吏をしていた蘇という人物が琥珀で造っ・・・

警貪(むさぼりをいましめる)

道場生活手帳からの引用

隠元禅師が初めてシナの黄檗山で住持をされたころ(崇禎9年、1536年)禅師の師翁密雲和尚(1466年~1542年)は浙江省寧波府鄞県の天童山景徳寺で住持をしておられたがその頃庫司(倉庫の物品を司る役目)をしていた一人の僧・・・

出向坐禅体験先での最初に

坐禅研修

最近では、なかなか別の場所へ移って、坐禅研修というものが無いのですが、先般その機会があり、行ってまいりました。 いつもとは勝ってが違うので少し戸惑いもありましたが、何とか無事に終えることができました。   &n・・・

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